2010/06/20 - 栃木 太平山神社

栃木の太平山神社に紫陽花を見に行ったのでそのレポート. ルートはこちらの Google Maps で.

9時半のスロースタート. 上野乗り換え、北千住乗り換え、東武動物公園乗り換え. 遠いと思っていたけど、館林と大差ないなあ(苦笑).


12時半頃に栃木駅到着. 国学院栃木行きのバスに乗ろうとしたら12時台にバスがない(爆). 多少逡巡はしたが、30分待つのはやっぱり負けだよねーということで歩行開始.




蒸し暑いなあとか、田舎だなあとか、思いつつとことこと歩く. まあ、うちの実家の辺りも今はそこそこ拓けているけど、昔は田圃ばっかりで大差なかったなあ.


国学院栃木に40分ほどで到着. バスを待っていたら、待ち35分+所要時間25分の60分だったので、20分稼いだことになる.


あじさい坂へ向かって歩く.


あじさい坂入口に到着. 若い人少ないなあ. 自分みたいに中年一人旅はほとんどいない(笑). 空気がちょっとひんやりしていて嬉しい.









部分枯れが入った写真は余り好きではないので、時期ちょい早めが好きな自分とはいえ、ちょっと早すぎたかなと(苦笑).


最近運動不足なせいなのか、気温が高くて体温が上がるのが早いのか、まあその両方なんだろうけど、階段が辛い. 立ち休みでは追っつかず、最後の階段を目の前に東屋で休んだりしつつ、太平山神社に登る. というか、なんで 0.5km 近くも階段が続くんだよ(泣).



太平山神社についてもすぐ休憩所(笑). 貧乏性なので130円の缶ジュースで席を確保. なんという嬉しくない客(笑).


茅の輪をくぐっている人がいなくて不思議だなあと思ったら、大きな声で「唱え言葉」を唱えろと書いてあった. 納得(笑).


さて山道へ.


あっという間に着いた奥宮. 予想外のしょぼさに言葉が出てきません(笑).


割と岩剥き出しの場所が多く、雨の直後はおすすめできない感じ. とはいえ、ここに紫陽花の時期以外に来てどうするという話もあって困る(苦笑).



富士浅間神社. 盗まれるから賽銭は置いていかないでと書いてあったが、神様へのお供え物を人間がいただくのは普通だから、本人がよけりゃいいんでないと思ったり.


富士浅間神社から降りるときに道を間違えて、登り直したりとか. 正解は神社の裏に抜けることだったっぽいが、登った道を降りなおしたのでよく分かりません><.




晃石山へ向けて歩く. それほど大した道でもないのだが、今日の自分的にはなかなかに厳しい. あじさい坂と違って涼しくもないし.

パラグライダー発着場で72歳のおじいさんと話し込む. まさかそれが3時間近くにも渡ろうとは(爆). 自炊して、玄米食って、お茶を自分で沸かして持ち歩いてって、40年後の自分かよと(爆). 近頃の若いものはと言う奴はおかしいとか、日本の田舎は排外的で過疎になるのは当たり前とか、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いような部分的な肯定のできない日本はおかしいとか、知的な人だった. 話が飛びまくるのだけが欠点(苦笑). 現在の適正人口は戦後から現在にかけて変わった農業生産性等の諸条件でどうなったかとか、中国の生活レベル上昇による生産地の変化等の日本への影響などは、もう少し深く議論したかったなあ(苦笑). 最後の方は日本史と、栃木の地元史が中心になって全然付いていけなくなった私. 畑違いで実力が出し切れていなかったので、低く評価されてしまったかもしれない. 残念. やっぱり年齢じゃないんだなと思いつつ、自分も知的な人間で在り続けようと思った.


そんなこんなで17時半をすぎてしまった. 晃石神社でおじいさんとお別れ.


足早に撤退戦. 3時間も休んでいただけあってそこそこ回復していたが、やっぱり今日はいまいち調子が悪い.


桜峠へ下る道は手すり付きだけあってなかなか急坂. 階段はそれほどメンテがよくなく、濡れてる時は厳しそうだ. 晃石神社からまっすぐ清水寺に降りるルートはもっと厳しいらしいけど.



降り終わり. 森を抜け出せばまだ明るいが、アスファルトの道は萎える(笑).


清水寺へてくてく歩く.


その後は農道を通って JR 大平下駅へ歩く. これがそこそこ遠くて辛かった. よく分かっていなく、高崎行きに乗って時間を浪費する大失敗(しくしく)

おしまい.